カジノが脳に及ぼす影響

カジノに行ったことがあるという日本人はどれくらいいるのでしょうか。今現在、日本にはカジノ施設がないので、マカオやラスベガスなどの海外カジノで遊ぶしかありません。そんなカジノは一度勝つことを経験すると病みつきになってしまう人もいることでしょう。

カジノ依存症

ただカジノが好きレベルなら良いのですがあまりのめり込みすぎると依存症になってしまいます。こうなると脳に一体どのような影響が表れるのでしょうか。

代表的な症状としては、負けていても勝つまでやめられなくなる。使ってはいけないお金にまで手を出してしまう。カジノで賭けていないとイライラしてくるなどがあります。

こうした症状は脳がある状態に変化することによって現れます。通常、人の脳は生活する中で起きる様々な体験をして楽しいと感じる状態になったり怒りを感じたりします。しかしこれがカジノ依存症の人の脳になると日常生活で得られる体験に対して反応を示さなくなります。カジノで賭けること以外に一切の反応を示さなくなるのです。

脳がこのような状態になったら簡単には元に戻れません。カジノ依存症のための入院施設があるほどで、ある程度強制的に賭け事から距離を置かなければいけなくなるのです。